未分類

IT駆使してピラティス再開

クレアモントから福岡に引越し、一番、困っていることの一つがピラティス。ピラティス (Pilates)とはヨガにちょっと似たエクササイズで、もともとプロのバレリーナの間で流行した。私にとっては欠かせない、身体のメンテナンスの方法である。というのも、新聞記者時代に発症した頸肩腕(ケイケンワン)症候群の後遺症が未だに残っており、長時間、座り続けてパソコンを打つと、腕や指がむくんでしびれてくる。

ロスの田舎にあるクレアモントは小さな街だが、それでもピラティスの専用スタジオはおそらく10以上あった。私は午前6時のクラスに週2〜3回通っていた。そのおかげで、博士論文をなんとか書き上げられた。ところが、日本ではピラティスはまだまだ普及していない。福岡市内でピラテス専用スタジオは、一件見つかったが、遠いし料金が高い。

地元のスポーツクラブではグループプログラムで週何回かピラテスがあり、はりきっていったら、運動強度の低さに愕然。「みなさん、たくさん汗かいてますね」というインストラクターの言葉に大して、私はちっとも汗が出ない。クレアモントでのピラテスでは、同じ時間(50分)でこれでもか、というくらい汗をかいていたのに。

そこで、ITの力を借りてみることにした。

以前、購入したStotts Pilates のビデオを、Handbrakeというフリーソフトを使ってすでにデジタル化してあった。このビデオがずっとDropboxのフォルダーに眠っていた。

リビングルームにマットを敷き、午前6時にiPhone 5でDropboxのアプリを開く。リッピングしたピラティスのビデオ(40分でおよそ600MB)を開いて、ヘッドホンを差し込む。耳からはビデオのインストラクターの声が流れ、ちょっと動作がわからなくなると、iPhoneをちらりと見て映像で確認。なかなか快適に35分あまりのワークアウトができました。

ピラテスの効果はてきめんで、上半身がものすごく軽くなります。今、使っているビデオは中級で、コアの強化。他に二つビデオを持っているので、これらもHandbrakeでリッピングする予定です。

Amazon Japanでピラテスのビデオを検索していたら、なんと伊達公子選手とNHKが制作したピラテスのビデオの宣伝が表示されていた。

コメントを残す