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Adobe Illustratorのチュートリアル

Techshop Japanのワークショップで、初めてイラストレーターを触ってみました。Tシャツのシルクスクリーン版を作るのが目的でした。やはり、初心者には無理で、20分くらいで断念。結局、手描きに変更し、Adobe CaptureでIllustratorに取り込んでもらいました。

今後、Illustratorを使えるようになりたいので、アドビが提供しているチュートリアルビデオ(初心者用)へのリンクを、英語、日本語それぞれここに自分の参考のためにはっておきます。

日本語チュートリアル: https://helpx.adobe.com/jp/illustrator/tutorials.html

English Tutorials: https://helpx.adobe.com/illustrator/tutorials.html

 

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伊都キャンパスに移りました

ブログを放置したまま2年が経過しました。毎年、この時期になるとブログを再開したくなります。大学での居室も箱崎キャンパスから伊都キャンパスに移りました。のどかで静かな環境で、仕事がはかどりそうです。今年度もよろしくお願いします。

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新学期が始まりました

相変わらずブログをほとんど更新しないまま新学期が始まりました。今期、全学教育の一環としている担当している科目は主にマーケティング系です。テクノロジーマーケティングIIは、英語による講義で、世界のビジネススクールで導入されているマーケティングのシミュレーションゲーム Markstrat を使用します。アントレプレナーシップ・マーケティングは『もしドラ』現象などを分析しながら、グループ演習を通じてマーケティングの基本を学ぶ講義です。このほか、学生が企画する講演シリーズのとりまとめや、リーディング大学院のブレーンストーミングのファシリテーターもあり、忙しくなりそうです。

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ルンバ!

国立大学の教員となり、通訳時代に比べて収入が激減。労働時間を考慮すると、収入はざっと半分になりました。教員に着任し、辞令が交付された4月1日に初めて労働条件が開示されたのですが、「基本賃金」の欄を見てクラクラしてしまったほどショックでした。これで果たして家族5人が養えるのだろうか、と大きな不安を抱えました。今回のポストは期限付きの契約なので、終身雇用ではありません。雇用期間中「昇給なし」という言葉にさらに衝撃を受けました。

それでもどうしても、どうしても欲しいものがありました。それはロボット掃除機、ルンバです。もう何年も前からあこがれの品として目を付けていたもの。アメリカのiRobot が開発した革新的な掃除機です。

通訳から大学教員に転職したのは、お金のためではありません。働きがいがあるからこそ選んだ道。給与ショックから立ち直り、自分への就職祝い、という思いをこめて、着任早々、ゴールデンウィーク直前にルンバをアマゾンで注文しました。

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IT駆使してピラティス再開

クレアモントから福岡に引越し、一番、困っていることの一つがピラティス。ピラティス (Pilates)とはヨガにちょっと似たエクササイズで、もともとプロのバレリーナの間で流行した。私にとっては欠かせない、身体のメンテナンスの方法である。というのも、新聞記者時代に発症した頸肩腕(ケイケンワン)症候群の後遺症が未だに残っており、長時間、座り続けてパソコンを打つと、腕や指がむくんでしびれてくる。

ロスの田舎にあるクレアモントは小さな街だが、それでもピラティスの専用スタジオはおそらく10以上あった。私は午前6時のクラスに週2〜3回通っていた。そのおかげで、博士論文をなんとか書き上げられた。ところが、日本ではピラティスはまだまだ普及していない。福岡市内でピラテス専用スタジオは、一件見つかったが、遠いし料金が高い。

地元のスポーツクラブではグループプログラムで週何回かピラテスがあり、はりきっていったら、運動強度の低さに愕然。「みなさん、たくさん汗かいてますね」というインストラクターの言葉に大して、私はちっとも汗が出ない。クレアモントでのピラテスでは、同じ時間(50分)でこれでもか、というくらい汗をかいていたのに。

そこで、ITの力を借りてみることにした。

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経営理論を使ってキャリアデザイン

教えることにより学ぶ。ドラッカーは効果的な学習方法の一つとして「教える」ことを推奨している。二日後に本格的な講義が始まるのを控えて、必死に勉強中である。

今学期、担当するのは「アントレプレナーシップ・セミナーI」という8週間の講義。知識経済においては、会社員であってもアントレプレナーの資質が求められる。キャリアについても会社が決めるのではなく、自分でデザインする時代になる。そこで講義では、自分の強みを分析して考察し、将来のキャリアデザインを検討することを目標とする。

この手の講義は、所属しているセンターでは初のもの。講義そのものを一からデザインしている。その下準備として、「イノベーションのジレンマ」で有名なClayton Christensenが書いた、キャリアに関する本を読んでいる。How Will You Measure Your Life というタイトル。どんな尺度で人生を評価するかによって、人間の幸福度が変わってくる。これを大前提として掲げ、実際のキャリア・人生設計には、企業経営の理論を応用してみる、という仕立てになっている。

「理論なんて机上の空論。実践あるのみ」と考える人もいるが、そんな人は大きな機会損失を被っている。理論というのは、ある出来事や現象を観察するレンズである。カメラに広角レンズや望遠レンズがあるように、つけるレンズによって見え方が変わってくる。そのレンズを使うと、仮説を立てたり、将来を予測したりするのに役に立つ。手当たり次第、試してみるのは何とも効率が悪い。

Christensenの「経営学の理論をキャリアデザインに役立てる」という着想は、非常に参考になる。彼が取り上げている例を講義でも紹介しようかと検討中。すでに自分の博士論文の研究テーマであるAppreciative Inquiry (AI)という経営戦略の策定方法を、キャリアデザインに応用することは決めていた。AIは「4つのD」というプロセスで成り立つ。Discover, Dream, Design, Deploy というステップで、会社のビジョンや戦略を構築していく。これはそのままキャリア設計にもあてはまる。

Christensenの本で言及している deliberate と emergent strategyの考え方(Mintonが提唱している理論)や、incentive (principal-agent)理論の落とし穴なども、講義の中で紹介していkたらと思っている。

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「自分を許せる力」のメリット

スタンフォード大のケリー・マクゴニガルの著書 The Willpower Instinct (邦題『スタンフォードの自分を変える教室』)の中で、自分を許せるかどうかの重要性を説いている。例えば、「毎日、運動する」という目標を掲げたとする。目標にもかかわらず、ちょっと挫折した時に、自分を許すことができるかどうかが、意外と目標達成にとって大事なのだそうだ。

「まったくもう。自分は意志が弱くてだめだ」と思ってしまうと、逆に目標が達成しにくくなる。なぜなら、その時点で脳がフリーズしてしまい、投げやりになって目標そのものを放棄しかねないから。逆に、こういう局面でも自分を許すことができると、次に自分がとるべき具体的な行動を考える余裕が出てくる。

このself-forgivenessに関する章を読みながら、通訳現場を思い出す。数多くの通訳者と仕事をご一緒させていただいたが、通訳者として成功している方の一つの共通点は、失敗に対するリカバリーが早いこと。自分を責めず、常に前向きである。一方、能力があり、しこぶる真面目なのに伸び悩む若手の通訳者は、ちょっとした失敗でも「自分がいけない。どうしてこんなに自分はだめなんだ」という負のスパイラルに陥ってしまう。

もちろん、許されない失敗もある。学術系の通訳案件で、ある女性研究者の名前がうまく聞き取れず、やむなく名前を落として通訳したことがある。スピーチが終了すると同時に、その女性研究者が「なぜ私の名前をちゃんと言ってくれなかったのか」と涙で訴えられた。外国人のスピーカーは、日本人の名前を発音するのが苦手で、聞き取り不能なことはしばしばある。でもこれは通訳者の言い訳に過ぎない、と内心、わかっていた。

彼女はその分野では数少ない女性研究者。権威ある外国人スピーカーが、大勢の方の前でわざわざ彼女を評価した。彼女にとってはこれまでの努力が報われる、大事な大事な評価だった。それを通訳者である私のミスにより、聴衆者に伝わらなかった。

同じ女性として彼女の気持ちはものすごくよくわかっただけに、さすがにこの案件の後は、へこたれた。

今でもこの案件を思い出すだけで、胸がキーンとする。それでも、失敗は学びの機会としてとらえる主義なので、その後の通訳に役立てた。彼女に対しては申し訳ない、という気持ちと同時に、「くよくよしてもだれの特にもならない」と割り切っている。それがきっとマクゴニガルのいうself-forgiveness、自分を許す力なのだろう。

あの「事件」以来、スピーカーとの打ち合わせの中で、必ずスピーチの中で登場しそうな人の名前や地名、社名などの固有名詞を聞くようにしている。打ち合わせ時間がたとえ1分しかなくても、固有名詞だけは聞き出し、失敗を繰り返さないように工夫している。

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自転車通勤とモンシロチョウ

今日は自宅から箱崎まで自転車通勤。夫がタイヤに空気を入れてくれたおかげで、快調に国道3号線の脇を走ってきました。途中、信号がタッチの差で青から赤に。余裕のない日は、こういうささいなことですら、ちょっと「むかぁ〜」と来て、ストレスがさらに増大しがち。今日は月曜日ということもあり、信号待ちをしていると、モンシロチョウが目に留まる。

歩道の横にある小さな空き地に様々な草木が生い茂っていて、その中をモンシロチョウが舞っていたのです。それも一匹ではなく、よく見るとたくさん、飛んでいました。以前、住んでいた文京区では、昔に比べて蝶の種類が激減。モンシロチョウですら珍しくなりつつあったのですが、箱崎や伊都では様々な蝶を見かけています。いいところに来たな、と思う瞬間です。

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心機一転、ブログも刷新

九州大学の教員に着任して2ヶ月が過ぎました。PhDの旅は終了したので、ブログを一新することにしました。タイトルだけ変更、ブログそのものは引き継ぐことにしました。MBA留学時代のブログは、引き続き保存版をみられるようにしてあります。

ついつい手頃なTwitterに投稿しがちでしたが、もう少しまとまった文章を書く努力も必要だと痛感しています。6月からキャリアデザインの講義が始まるので一気に忙しくなりますが、少しずつ投稿していきたいと思います。

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博士論文完成、新たなスタート

すっかりブログを放置したままになってしまいました。2013年3月に博士論文が完成。2013年4月1日から九州大学で教鞭をとることになりました。特定プロジェクト要員として採用されました。有期付のポストです。教える講義の内容などについては自由度が高いので、教員として成果を出せるよう尽力していきたいと思います。

新しいキャリアの構築に向けて始動したため、ブログも一新する予定です。ツイッターが楽しくてしばらくブログから遠ざかっていたのですが、ここにきてもう少し、きっちりした投稿もしたい気持ちが強まっています。心機一転、また新しいブログをはじめたいと思います。

さまざまな方のご支援をいただいたおかげでここまで来られました。感謝してもしきれません。更なる成果を出すことで報いたいと思います。今後ともよろしくお願いします。